Kiral Poon AnotherBall参画 ビジュアル

イラスト: @SAE_szk


AnotherBall(代表取締役CEO:大湯 俊介)は、VP of R&Dとして、Kiral Poon(キラ・プーン)氏が新たに参画したことをお知らせいたします。


■ 参画の背景

AnotherBallは、「日本に根ざす"妄想力"を加速させる事業を同時多発的に創る」という信念のもと、テクノロジーとコンテンツの両輪で事業を展開しております。この「同時多発的な事業創出」を実現するにあたり、最新技術のR&Dを牽引できるリーダーが不可欠であると考えておりました。

Kiral(キラ)氏は、80名規模の日本のXR企業で取締役CTOとして技術戦略と経営を両立させながら事業を推進してきた人物です。進撃の巨人・サンリオ・初音ミクといった大型IPを活用したXRコンテンツの企画から運営までを一貫してリードしてきた実績に加え、海外子会社の代表として現地経営も主導。英語・日本語・中国語・広東語を操る国際感覚と、ロボティクス・AI・XR・メタバースを横断する技術的な守備範囲の広さは、AnotherBallが掲げる「エンタメ×テクノロジー×グローバル」の方向性と合致しており、最適な人選であると確信しています。


■ Kiral Poon(キラ・プーン)経歴及び実績

カナダ・マニトバ大学電子コンピューター工学部(経済学及びマーケティング副専攻)卒及びコンピュータサイエンス学部栄誉卒(ダブルディグリー)。英語・日本語・中国語(マンダリン・広東語)を操る。XR・メタバース・AI・IoT領域において10年以上のキャリアを有する。

2018年より株式会社Gugenka(2025年7月にサンリオが子会社化)に参画。取締役CTO兼XR技術ディレクターとして、代表と共にシード期から80名規模への組織成長を牽引。同時に海外子会社Gugenka Manila Studioの代表取締役として、フィリピンにおける現地経営・採用・法務/財務管理・パートナーシップも主導した。技術ディレクターとしては、日本を代表する大型IPを活用したXRコンテンツの企画・開発・演出・運営・海外窓口を一貫してリード。

Gugenka 取締役CTOとしての主要実績

  • SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland(2021年〜):世界最大級のメタバース音楽フェスの技術ディレクター。VRChat上でリアルアーティストをVR空間に出演させる技術を世界で初めて実現したほか、公式チケット販売システムの設計・開発、演出など同期問題の解決、ライブ配信設計の技術全体を統括、 さらにVRChatシステム連携やサポート体制との連携や契約交渉も担当。
    https://cgworld.jp/magazine/cgw284.html
  • 進撃の巨人 獣の巨人戦 Hexaride:体験型XRアトラクションの技術ディレクター
  • スレイヤーズ30周年記念 3Dライブ(2021年) — ディレクターとして当時HDRP技術の革新的導入、モーションキャプチャ、カメラワーク、などを統括
  • Taito「Space Cube」(Space Invader):アーケードゲームディレクター
  • 初音ミクのリアル×バーチャル連動「MIKU COLLECTION」イベント:新しい撮影技術と技術ディレクター

Gugenka以前の主要実績

  • Sightline Innovation シニアAIエンジニア(2016-2018): 建設業向けLiDAR+AI平坦度判定システム、自動車部品・塗装検査AI、軍事向けAR放射線検出アプリ等を開発
  • Sentinel Entertainment CEO(2014-2016): エンターテインメント企業の代表取締役を務める
  • マニトバ大学 研究者とロボティクス講師(2011-2016): 同大学にてロボティクス・IoT・医療分野の教育・研究に従事。台湾・国立交通大学での研究活動も並行
  • Manitoba Hydro ソフトウェア開発者(2011-2013)
  • 世界ロボット大会 人型ロボット カナダ代表 技術 2位(2015年)
  • Canadian Satellite Design Challenge 第2位(2012年): マニトバ大学チームリーダーとしてCubeSatの設計・製作

登壇実績

AI Connect 2026, XR Nights 2025、GDC 2024報告会、Otakon 2022(米国ワシントンDC)、CEDEC 2022、デジコン2022, VIVECON Japan 2021、XRKaigi 2020 他多数


■ Kiral Poon(キラ プーン) 氏のコメント

カナダから日本に来て、これまでGugenkaで代表とともに歩んできた時間に、深く感謝しています。Gugenka代表と仲間たち、そしてIP会社の皆さんとのチームワークのおかげで、数多くの作品やプロダクトを生み出し、ユーザーが感動する瞬間を何度も目にしてきました。そのたびに心から幸せを感じていました。

Gugenkaでは8年間にわたり取締役CTOとしてアニメIPのXRコンテンツ開発に携わりながら、フィリピンの海外拠点の経営にも関わり、代表とともに80名規模までの組織成長にも取り組んできました。どれも自分にとって大きく、かけがえのない経験でした。

その中で常に感じてきたのは、日本のクリエイターが生み出すコンテンツには世界を熱狂させる大きなポテンシャルがある一方で、それをグローバルに届けるための経営視点、プロダクト設計、技術基盤、宣伝、オペレーションがまだ十分に整っていないということです。そこにはまだ多くの可能性が残されていると感じています。

AnotherBallが「妄想力」と呼ぶ、クリエイターの頭の中にある自由な世界観やストーリーを、技術によって加速させて世界に届けるという考え方は、まさにキャリアを通じて追い続けてきたテーマそのものです。これまで培ってきたAI、XR、メタバースの技術経験と、多国籍チームの運営経験のすべてを注ぎ込み、AnotherBallの挑戦に全力でチャレンジいきたいと思っています。

そして、「自分が唯一知っているのは、何も知らないということだけだ」ということも理解しています。皆さんと一緒に議論し、学び合いながら、新しい価値を創っていきたいと思います。微力ではありますが、日本の素晴らしい文化とコンテンツを世界に届けていきたいと思っています。

Kiral Poon(キラ・プーン)

■ 代表取締役CEO 大湯 俊介のコメント

Kiralさんの経歴を初めて聞いた時、正直に言って「こんなキャリアの人が実在するのか」と驚きました。カナダで人工衛星やロボットを作り、AIエンジニアとして建設・製造・軍事の現場で鍛えられ、日本に渡ってからは進撃の巨人やサンリオVirtual Fesの技術ディレクターとして80名の組織を率いた。テクノロジーと事業経営とグローバルオペレーション、この三つが一人の中に同居している例は極めて稀です。

先日発表した25億円のファイナンスは、日本を代表する金融機関の皆様からの「オールジャパン」での支援でした。そしてKiralさんの参画は、その支援を事業成果に変えていくための実行力の大幅な強化を意味します。

AnotherBallの信念である「日本の妄想力を、世界に問う」を胸に、Kiralさんと共に世界が驚くプロダクトを届けていきたいと思います。

AnotherBall 代表取締役CEO 大湯 俊介

【会社概要】

  • 会社名: AnotherBall Pte. Ltd. / AnotherBall株式会社
  • 拠点: シンガポール / 日本
  • 代表者: CEO 大湯 俊介
  • 事業内容: VTuberプラットフォーム「Avvy」の開発・運営等
  • URL: https://anotherball.com/